職場からの帰宅途中、いつも座席に座ることの出来ない通勤電車で珍しく座ることが出来た日の出来事でした。
駅につき電車を降りると後ろから「この鍵あなたのでは無いですか?」と声を掛けられました。
ズボンのベルトループに掛けていた私の鍵が座席に落ちていたようで。
隣に座っていた女性が、電車から降り私を追いかけてきてくれたのです。
私は「ありがとうございます」とお礼を伝え、鍵を受け取りました。
そうするとその方は再び電車に乗り込みました。
ご自身が電車に乗り遅れ危険を省みず、見ず知らずの私の鍵を届けてくださったのです。
おかげで私は無事に家に帰ることができました。
自分自身が親切をうけたら、親切でお返ししようと改めて思いました。