2019年4月29日月曜日

ふとした瞬間に思い出すこと


先日、電車で移動していた時に、2人組のサラリーマンの1人が、重そうな荷物を持って立っているご年配の方に席を譲る場面を目撃しました。
「もうすぐ着く駅で降りるのでどうぞ。」
「ありがとう。とても助かります。」
一言二言のやり取りの後、2人組と降りる駅が同じだったので一緒に下車すると、こんな話をしていました。

「お礼を言われると気持ちが良いですね。」
「そうだな。お礼を言われて嬉しいのと、相手に喜びを与えられたっていう体感も得られて一石二鳥だな。」
「僕はあまり出来ていないと思うんですけど、人に親切にするって難しいですね。」
「ちょっとした気遣いとか、自分でもできそうなことを、可能な範囲でやればいいんだよ。」

席を譲るというその行為自体は良く見聞きする場面でしたが、上司とその部下だと思われる2人組の会話がとても印象的でした。


確かに業務に追われていると、「周りが見えていないかな。」と感じることがあります。
最近は、この会話を思い出すと、自分も何か出来ることがないだろうか、と思うことが増えました。
この感覚を忘れないようにしようと思います。


2019年4月16日火曜日

感謝とエール

4月中旬になり、暖かく気持ちのいい季節になってきました。
そんな中、毎年この時期は入社したての自分を思い出します。

2014年に新卒で入社し、学生から社会人なったばかりで、
右も左もわからない中、空回りし、色々な方にご迷惑をかけていたと思います。
(改めて、申し訳ございませんでした。)

5年前の自分と今の自分を比べてみて、どれだけ成長できたかな、と考えたりしますが、
それ以上に振り返れば、色々な人に助けられ、ここまで続けられたのだと改めて実感します。

学も取り柄もありませんでしたが、
自分を信頼して、お取引させて頂いたお客様、
覚えが悪く、諦めないで一生懸命、仕事教えて頂いた上司や先輩、
いつも忙しい中、サポートしてくれるスタッフ、

今の自分をここまで成長させてもらえた事、本当に感謝しています。

勿論、まだまだ未熟なところが多い為、これからも成長し続け、
成長した分、皆さまへお返しできように何事も頑張りたいと思います。


あと、後輩やブログを見て頂いた新社会人の方へ。

入社したての自分は、比べ物にならないくらい、ひどい新卒社員だった。
でも、がむしゃらでも頑張っていたのは確かだったと思う。

上司や先輩が見ているのは、器量や知識でなく、頑張ろうとする姿勢。
何もできない、知らないのは当たり前。1つ1つ学んで行けばいい。

必ず誰かが見てるから、不器用な自分と一緒に成長できたらと、
こちらのブログに記載させて頂きます。








2019年4月8日月曜日

♯週末 ♯マンション ♯水漏れ ♯応援


ある週末の午後、お引渡しをした分譲マンションの1室の下階の方から「上の階から水が漏れてくる」連絡を受けました。引渡して間もなく、新所有者も遠方で対処されるには時間がかかるので、連絡を受けてすぐに我々営業が現地に向かいました。

下階にまで水がいくということは、相当の水が室内に漏れ出したことになります。実際下階の方宅は主要水回り設備のあるお部屋の天井、壁のクロスは完全に色が変わり、染み出している状態でした。

週末のアポイントの多い中ですが、我々もまた手の空いた者から一人、また一人と止水と拭き取りに応援に出向きました。業者も一時対応的な止水はするものの下階にまで漏れた水の拭き取りなど行いませんので…。

水漏れ事故が起きる原因は主に2つ。
①所有者様の故意または過失による人為的なもの。
②配管の故障や老朽化などで起きる設備的なもの。

どちらで起きたことによりその後の責任や対処が異なります。水漏れ事故は単に床や壁が水浸しになるというだけではなく、建物そのものに大きなダメージを与えるリスクもあります。

マンションの場合は自分だけでなく階下の住人まで迷惑をかけてしまう可能性もあるので少しでも被害を出さない様、常日頃から自宅の設備を見る意識をし、異常を見つけたら可能な限り早期改修を心掛ける。自分が加害者になる可能性も考え、自賠責保険も入るなどして日ごろからリスクに備えておくことが大事です。

2019年4月3日水曜日

いつもの親切


先日、駅のホームで電車を待っていたときのこと。

隣に並んだ女性の後ろから声がしました。

「スカートがめくれていますよ」

見ると女性のふんわりとしたスカートの裾が何かの拍子にめくれてそのままになっていたようです。

 

声をかけたのは買い物帰りと思われる年配の女性でした。

その年配の女性はめくれたスカートを隠すように持っていた荷物を上げ、スカートが直し終わるまで待っていました。

 

そして

「余計なことだったかしら。ごめんなさいね」

と言って去って行ったのでした。

 

ごく当たり前のように声をかけ、スカートを隠したその動作はすごく自然で、きっと普段から人のために行動をしている人なのだろうなぁと思わせました。

 

自分だったら声をかけられただろうか。

きっと勇気がいっただろうと思います。

 

相手のことを想って行動に移すことが当たり前にできる。

そんな自分でありたいと思いました。