2019年4月3日水曜日

いつもの親切


先日、駅のホームで電車を待っていたときのこと。

隣に並んだ女性の後ろから声がしました。

「スカートがめくれていますよ」

見ると女性のふんわりとしたスカートの裾が何かの拍子にめくれてそのままになっていたようです。

 

声をかけたのは買い物帰りと思われる年配の女性でした。

その年配の女性はめくれたスカートを隠すように持っていた荷物を上げ、スカートが直し終わるまで待っていました。

 

そして

「余計なことだったかしら。ごめんなさいね」

と言って去って行ったのでした。

 

ごく当たり前のように声をかけ、スカートを隠したその動作はすごく自然で、きっと普段から人のために行動をしている人なのだろうなぁと思わせました。

 

自分だったら声をかけられただろうか。

きっと勇気がいっただろうと思います。

 

相手のことを想って行動に移すことが当たり前にできる。

そんな自分でありたいと思いました。