今回の内容は私自身が体験したエピソードです。
小さな親切心が形になって帰ってきたので、投稿させて頂きます。
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先日、店のカウンターで仕事をしており、ふっと外を見たら急な強い雨が降っていて、
弊社の入口で7、8歳ぐらいの女の子が雨宿りをしていました。
雨も止みそうな気配がなかったので、
私「店の中で雨が止むまで待っていいよ。」
女の子「家に帰るバスが来るの待っているだけだから大丈夫。」
とバス停の方向をじっと眺め、バスが来るのを待っていました。
しかし、5分程待ってもバスは来ず、可哀想になってきたので、
私「この傘、家に帰るまで濡れちゃうから、持って帰って良いよ。」
とロイヤルの名前の入った傘を女の子に差し出しました。
知らない人から何か物を貰うのは小さな子供から見ると警戒してしまうのか、
戸惑っていたので安心してもらうため、一緒に名刺を渡すなどしているうちにバスが到着しました。
私「来たよ。返さなくても良いから、濡れないように早く帰りな。」
と女の子は傘を持って無事、バスに乗って家へ帰りました。
それから5日程経ったぐらいに、ふらっと傘を渡した女の子とそのお母様がご来店され、
お母様「先日はうちの子が傘を貸してもらったという事で、返却に参りました。
娘もすごい感謝して家に帰ってきました。ありがとうございました。
今日は娘がどうしても手紙を書いたので渡したいとのことなので…」
女の子「ありがとうございました。」
と照れ臭そうな顔で手紙を差し出しました。
何度も考えて、書き直したような文字の消し残りの跡など見て思わず、泣きそうになってしまいました。
私「わざわざありがとう。こんなに一生懸命書いてある手紙を貰ったのは初めてだよ。
一生大事にするね。」
女の子はにこやかな顔で帰って行きました。
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見返りを求めて行った事ではないですが、誰かへ親切心(親切心運動)を行い、感謝の気持ちが形になって帰ってきて、今回とても幸せな気持ちになりました。
弊社が大事にしている「小さな親切心」とは何をしたら親切とかではなく、誰かの気持ちを思い、考え、行動することが1つの親切心だと実感しました。
是非、皆様も誰か困っている人がいたら、思い切って行動してみてください。親切にされた方、行った方の双方が幸せになれると思います。