2017年2月23日木曜日
勇気
会社からの帰り道の出来事です。
20時頃、寒さに震えながら歩いていました。
すると、毎日通る道にあるバス停のベンチに、人が横たわっていました。
近くを通るとお酒の匂い・・・・・
気持ちよく呑んでひと休憩したのかなと思いましたが、
その方がお歳を召した女性であることが引っ掛かりました。
寒空の夜、無防備に寝るのはいくら小さな街でも危険ではないかと。
それも女性です。
そのまま素通りして何かあったら、と考えると怖くなりました。
思い切って声をかけてみると
「ここはどこですか?」「なぜここにいるのですか?」
混乱した様子で話し始めました。
普段はまったくお酒を呑まないのですが、その日は仲の良い友人同士の食事会で
思い切って呑んだこと。その方たちとは家の方向が反対だったので、別れたあと、
まったく記憶がなくなっていること。
幸いなことに住所をしっかり覚えていらっしゃって、
調べるとバス停から徒歩10分の場所に住んでいらっしゃいました。
手を繋ぎながら陽気にご自分の昔話を話してくださり、無事ご自宅まで送りました。
このブログでよく言われる、「声をかける勇気」。
自分もできて良かったです。
2017年2月18日土曜日
親切の輪
2月某日ある通勤途中の朝のことでした。
最寄りの駅に到着してみると7時35分に起きた車両点検のため電車が通常ダイヤより約15分ほど遅れて走行しておりました。私も乗り換えのため早足でホームへ向かうと乗り換えるホームにはいつもの電車に乗れず、待たされているサラリーマンや学生で溢れかえっておりました。
その状態で数分待った頃でしょうか、アナウンスで運転再開を知らされ私の周りにいた方たちも安堵の表情を浮かべておりました。しかしながら到着した電車にはホーム上に溢れかえった人が一気に乗り込むわけですからいつにも増した満員電車です。
次の駅に着くと、また我先にと電車に乗り込んで来ます。2駅、3駅を過ぎた頃には、気づくと身動きがとれないほどの混雑となっておりました。そんな時でした。電車の中央あたりから「降ります」と女性の小さな声が聞こえて参りました。
ホームから多くの乗客が乗り込んできたため周りの乗客は乗り込んでくる乗客に押されどうすることも出来ず、その女性は降りるどころか前に進むことすらできませんでした。すると近くにいたサラリーマンが「降りる方がいます」と声を発すると次々と乗り込んでくる乗客にむかって「降りる方がいらっしゃいますよ」と声が広がっていったのです。
すると乗り込んできた乗客も一度ホームへ降り女性が下車し、女性の周りの乗客は道をあけ一旦は、降りることを諦めかけた女性は周りの乗客に「ありがとうございます」と御礼の言葉を言い残し無事に降りることができました。
一人の女性のために声を発し、その声が広がった。人と人との親切の輪を感じました。
「降りる方がいらっしゃいます」そんな当たり前の一言ですが、恥ずかしいとか、自分には関係ないとか考えなかなか言い出せない人もいるかと思います。
自分自身ハッとさせられた出来事でした。困っている人にはただただ手を差し伸べるそんな人間にならなければいけないと再認識致しました。
このブログを読んでいただける方々にもぜひこんな事を当たり前にできる人間であってほしいと思います。
2017年2月12日日曜日
車椅子テニスコート
2017年2月7日火曜日
立春と節分
2月に入りましたが、穏やかな気候になったかと思えば、風が冷たく感じられたりと、なかなか安定しない日々が続きます。
私は、立春は節分の次の日と覚えていたのですが、実は節分は2月3日とは決まっておらず、節分が2月3日とされるのは2024年までで、2025年では2月2日となっているようです。
日々の業務に追われ、季節ごとの行事に目を向けられずに過ごすことも多いですが、
どういった意味が込められて行われているのか、考えてみるのも面白いです。
節分は、
「これから始まる、新しい一年が、不幸や災いが無い一年になりますように」
との願いを込めて行う行事です。
これから、もっと春めいた気温や天気になっていくことは大歓迎ですが、気温差があったり、花粉の季節も近づいてきます。
みなさま、どうか体調管理にお気を付けてお過ごし下さい。
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