2021年1月18日月曜日

登山道で感じる小さな親切

 私はたまに趣味で山登りに行くのですが、登山中は多くの親切に触れる機会があります。

 

・狭い道ですれ違う時に「お先にどうぞ」「ありがとうございます」等の言葉のやりとりがあり

・大人も子供も関係なく「こんにちは!」と爽やかな挨拶が交わされたり

・滑って転んだりしている人がいれば「大丈夫ですかー」と手を差し伸べたり

 

何よりまわりの人たちに対して、あまり警戒感なくコミュニケーションがとれる様になるので不思議です。

きっと都会の喧騒から離れ、自然の中にいる事で気持ちがデトックスされているからなのかな、なんて感じております。

 

日常を振り返ってみると、道を譲ったり、ちゃんと目を見てお礼を言ったり、元気よく挨拶したり、転んだ人に対して手を差し伸べたりする事って、当たり前の事ではあるのですがそんなにちゃんとできているかな?とも疑問に思いました。

 

  

そんな登山中に、鎖とロープで登る様な急斜面の登山道がありました。

 


 

このロープと鎖、県や市で用意しているものだと思ったら、実は違うんです。

登山愛好家の方々が実費で取り付けたものだそうです。

何のメリットも無い事でも無償で行っている行為に親切の本質を感じました。

 

私もこの見返りを考えない行動というものを、できる範囲から実践してみようと実感したできごとでした。

 

 

P.S. 千葉の300mくらいの低い山なのですが、頂上まで行くと結構開放的な景色を見る事ができます。眺望良好です♪