前に旅行に行った時の話しです。
宿泊先にチェックインをしようとロビーに向かいました。
すると、団体客(アジア系)がいらっしゃり、ロビーにある待合用の椅子に点々と座っていて、
他のお客さん達は立って待っているような状況でした。
その時は仕方ないと自分自身に言い聞かせていました。
しばらくして順番が来たのでチェックインを済ませ、部屋に行き、一段落したらご飯を食べに外に出かけました。
食事を済ませ、部屋に戻ろうとホテルに向かいエレベーターを降りると
『えっ!!!!?????』
『は????????』
と心の中で衝撃を受けたのを覚えています。
チェックインの時に見かけた団体客の方々が、通路で機材を広げていて通れなくなっていたのです。
自分たちの部屋はその奥にあったので、機材を踏まないように通り、一度部屋に入りました。
色々な感情があり、少し考えてホテルの方に事情を話したところ、
最初は、「注意しましょうか?」と提案していただいたのですが、団体客も、こちらも微妙な気持ちのまま過ごすのも嫌だなと思い、困っていると、部屋を変えていただけることになったのです。
しかも!団体客とは別のフロアで、最初の部屋よりも広い部屋でした。
せっかくの旅行が嫌な気持ちで終わるところでしたので、ホテルの方々には感謝しています!!
ホテル側にとっては当たり前のおもてなしかもしれませんが、その人にとっては特別な出来事になります。
私たちの仕事も、サービスの内容は違うけれども幸せのお手伝いをすることは同じだと思います。
お客様のこれからの生活に関わってくる仕事だと思うので、幸せを感じてもらえるようにこれからもおもてなしをしていきたいと感じました。