2018年5月29日火曜日

社内での小さな親切心の広がり


小さな親切心の運動を始めて何年か経ちますが、社内全体でますます親切心が広がってきている様に感じます。

 

それを顕著に感じたのは、最近話題になっている某大学アメフト部のタックル問題。

プレーが止まっているにも関わらず、某大学の選手が相手のQBに対してタックルして、相手選手は全治約3週間の怪我を負う事になってしまったという事件。

 

加害者側の20歳の選手は、自分がタックルをした本人であるにも関わらずメディアの前に登場し、謝罪の会見を行いました。20歳の少年が行うには、相当な勇気がいっただろうなと思います。

 

一方で、選手の監督をすべき指導者側(監督・コーチ)は選手のタックルに対して、自分たちは悪くないという姿勢の一点張りであり、到底誠意のある対応には見受けられません。記者会見における広報の対応も、組織の利権関係や隠蔽体質を色濃くアピールする場面となってしまったのではないでしょうか。

 

私も学生時代はサッカーや柔道等、比較的体育会系と呼ばれる部活に所属していたので、監督・コーチの言う事には逆らえない環境になりがちな事はよくわかりますが、某大学の部活はその最たるものだと感じます。

 

選手の強い精神を養う為には多少の体育会系スパルタ教育も必要だとは思いますが、やはり、スポーツの一番の醍醐味は楽しくやる事だと思います。

 

それは、仕事も同様です。

 

サービス業はお客様からの苦情はつきものですので、難しい案件が重なってくるとどうしても気持ちが落ち込んでしまいます。そんな時にまわりのスタッフから声をかけてもらえたり、手が回っていない作業を手伝ってもらえたり、一緒に作業をしてもらえたりする今の環境を顧みた時に、恵まれた環境にいる事に感謝しつつ、自らもまたその受けた親切を返していきたいなと思いました。

 

引き続き、小さな親切を大切に、仕事に取り組んでいきたいと思います。