2018年12月10日月曜日

世代関係なく

私はドアが苦手です。
自動ドアではなく、自分で押したり引いたりするドアです。
例えば商業施設などで入口がそのようなドアの場合、色々と考えてしまいます。

前を歩いている人がそのドアを押して(あるいは引いて)入ったあと、
もしかしたらドアを押さえて私が入るのを待っててくれるかもしれない…、
でも、待たない人もいるしな…。

その逆もしかりです。

私のうしろの人が通れるようにドアを押さえておいても、
何も言わずスッと通り抜ける人もいるよな…そうなったらなんだか間抜けだなあ。

いつからかこんな事をぐずぐずと考えるようになり、苦手意識を持つようになりました。

ある日、商業施設のドアの前にベビーカーを押した若いお母さんが、
いまにもドアを開けようとしており、
その後ろにいたご高齢の方が「ちょっと待って!」と声をかけていらっしゃいました。

「私も若いころ、こういうドア苦労したのよ」と先にドアを開けていらっしゃいました。

世代関係なく、助け合えるって素敵だなと思いましたし、
相手の反応を気にせず動けるって勇気があるなと思いました。

ドアを押さえるだけで見知らぬ相手を笑顔にできるならば、
悩んでいないでやろう!と思えた出来事でした。