2019年3月15日金曜日

涼やかに生きる。

営業職は、相手の立場に立てる感受性が大切と思い出来るだけ多くの本を読むように心がけています。
その中で、記憶に残る良い言葉が有り「そう有りたいなぁ」との思いから
一部抜粋させて頂きました。

「あの人は与えるだけで見返りをいっさい求めない立派な人だ」
一流と呼ばれる人は、よくこんな風に言われることがあります。
しかし、彼らは人に与えるだけで、本当に見返りを一切求めていないのでしょうか?
私は正確には違うのではないかと思っています。

世の中には(返報性の法則と言うものがあります。)
これは、与えたものは帰ってくると言う意味です。

あなたもそうだと思いますが、人は誰かに親切にしてもらったら「何かお返しをしなくては」と感じます。
つまり、いつも人に与えている人は、たくさんの人から「何かお返しをしなくては」と思われているわけです。
もし実際にお返しがなかったとしてもそれだけでも運が好転しそうな気がしませんか?

私の大恩人は、いつもこんなことをいっていました。「いいか、与えて与えて与えまくるんだぞ。人に対していい貸しの多い人生を送れよ」と。

その言葉に対して私は「そんなに人に与えたら、手元に何も残らなくてなってしまいますよ」と心配すると、その人を笑って答えてくれました。
「与えるのはモノでなくても良い。安心感だったり言葉だったり、モノ以外にも、相手のために与えられるものはたくさんある」
その後そういうものを与え続けていくいると、何か帰ってくるんですか?と言う僕の問いにその人はこう答えました。
「涼やかに生きられる。それだけで儲けもんだよ」
この言葉は、私の心の深くにずっと刻まれています。一流の人は、人に与えることで、相手だけでなく自分自身の幸せも雪だるま式に大きくなることを知っているのです。

かっこいいですよね。
私は、日々忙しくついつい忘れがちになり周りへの配慮がかけてしまいます。
なので、たまに本に目を通し思い出す。
身体にしみこむまで続けていきたいと思います。