人と人とのつながりを想う。

平成23年3月11日に発生した東日本大震災で、新浦安は液状化現象により大変な被害を被りました。

特に一戸建てのご自宅が傾いたり、外構が壊れたりしたお家が多く、皆様が本当に大変なご苦労をされています。

しかし、震災から今年で五年目を迎えようとしている現在、それぞれのご自宅の建て替えや
外構修理が日に日に進み、震災前の街並みに戻りつつあります。

当社が賃貸管理させていただいている駐車場にも、震災直後に傾いた自宅を建て替える、
または、改修する短期間の間だけ車を置かせてほしいとのご相談を多くうける事がありました。

貸主様と相談し、地元の方優先に駐車場を貸出すことにしました。
貸し出す期間によっては料金を頂かない場合もあり、私は貸主様のその親切な気持ちに感心していた次第です。

当然皆様から大変喜ばれ、地元の方からの紹介を呼んで、入れ替わりで利用していただくことになりました。

私は、一担当者として業務をこなしていたのですが、皆様からは感謝のお言葉を多く頂き
少しでもお役にたてているという実感で仕事をさせていただいておりました。

さらに驚いたことは
数年たった今でも以前に駐車場を借りていただいたお客様から気軽に声をかけられたり、
不動産のことで相談をうけたり、別のお客様をご紹介いただいたりと
何かとお気づかいをいただくことが増えて大変驚いています。

先日も不動産のお仕事を直接ご指名頂き、本当に感謝しております。

長くなりましたが、やはり、全ては人と人のつながりというものから始まるものであり
その大切さを痛感している毎日です。
人と人の関わりが希薄になっている世の中ですが
いつになってもつながりを持てる一人としてありたいと思う日々です。