2017年6月29日木曜日

日経新聞に掲載されました!

ロイヤルの上席執行役員・谷本有香が
   ダウン症の天才書家・金澤翔子さんとその母・泰子さんにインタビューしました。







金澤翔子さんは、1985年生まれの32歳。
         生まれてすぐダウン症と診断されました。

5歳で母・泰子さんから書を習い始め
            20歳の初個展をきっかけに
                   「ダウン症の書家」として話題を呼びました。


翔子さんの特徴は
   いつでもどこでも自然体で変わらず
   ただひたすら書に想いを込めるその姿勢です。

「元気とハッピーを感動をあげたいです!」
   いつもそう言って、静かに祈りを捧げてから書に向かいます。

母・泰子さんは
   翔子さんを書家にしようと思ったことは一度もないそうです。
5歳の翔子さんに書を教え始めたのは
   「私が先立って、もし翔子が障碍者ゆえの孤独を抱える時が来たら
    その孤独な時間を自分ひとりでも埋められるように」
                          という深い親心からといいます。



今回のインタビューから
   
   「心」が雑念にとらわれずに純粋な親切心で行動する。
   それらはみんなを自分を「幸せ」にする。
   
   翔子さんの行動に「幸せ」の原点を感じました。


日経新聞(6/26) ぜひ、ご一読ください。



2017年6月20日火曜日

感謝の気持ちを素直に相手に伝えよう!!


先日、私事ではありますが購入後お引き渡しの終わったお客様から
社長宛に感謝状を送って頂きました。

日頃からやり取りをする度に感謝のお言葉をかけて下さるお客様でした。

この話は自慢話のための話ではありません。
何が言いたいのか・・・

気分がいい!!

これだけだと誤解をまねきますね。

真面目に何が言いたいのかというと

言われた相手が気分がいいということ、もう少しわかりやすく言うと言われた相手が
自信が湧いたりやる気がでたり、今後のエネルギ―になったりするという事です。

一見当たり前のことですが先日の出来事をきっかけに

「自分の発する言葉で人に元気や勇気を与えることができる」
凄いことだなとあらためて感じました。

であれば毎日の生活の中で関わる人には積極的に小さいことでも感謝の気持ちを伝えて
いこうと思います。

今回はあたりまえの話だと思われるかもしれませんが、これが連鎖して人の輪に広がって
いけば平和な世の中になっていくのではないかと思います。

「何気ない一言でも人に力を与えることができる」というお話でした。

感謝の気持ちを素直に伝えよう!!





2017年6月12日月曜日

家守

本日管理物件の草刈り(木も含む)に行ってまいりました。

この時期は木や草の成長も速く一見森の様でした・・・・。
それでも頑張って草取りをしていたのですが、結構色々な生物に遭遇いたしました。

子供のころはなんとも思っていなかったのですが、大人になって見ると何故だかわかりませんが恐怖すら感じてしまいます。ちなみに遭遇した生物たちを紹介させて頂きますと、クモ、ミミズ、ムカデ、ダンゴムシ、ダニ、正体不明の虫等々、そしてとどめにチョロでてきた方、最初はトカゲかと思いましたが、よく見るとヤモリでした。

思わず声を出しそうになってしまいました。

実はヤモリは「家守」や「屋守」とも言われ縁起の良い生き物として知られています。

これから入居されるお客様を守ってもらおうとそのままにして帰りました。

2017年6月8日木曜日

6月は健康管理月間


5月に引き続き6月も「健康管理月間」と題しまして、
1週間に1度、自分自身や 周りに対して、「健康」に関することであれば内容は何でも良いので気にかけ振り返るということを行っています。

例えば、お昼時になったら昼食にするよう声掛けする。食事のバランスを気にする・・・など。

私も体調を崩してしまった時に、回復するのに時間がかかってしまいましたので、特に自分自身が日頃から注意することが大事だと思います。


自分自身の目標として
6月は、

●規則正しい生活
●食事をきちんと摂る
●睡眠をしっかりととる
●適度な運動をする


当たり前のことですが、以上4点を心掛けていきます。

最近は、特に暑くなったり、涼しくなったりと気温差によって体調を崩しやすくなってしまう時期です。

これから梅雨に入り、ジメジメとした日が続くようになるので、体調面に気を付けてお過ごし頂ければと思います。



2017年6月1日木曜日

I君


私が小学校1年生の時のエピソードです。

 

当時、私の席の近くに同級生のI君がいました。I君は産まれつき発達障害を持っており、同級生と比べて少し成長が遅れていました。その為か、同じクラスの子との接し方もわからず、距離を取っており、気が付くと1人でいることも多々ありました。
 

I君の様子を見て、私は当時、人見知りしない性格であったため、I君に積極的に話しかけて友達になろうとしていました。学校終わりに校庭でサッカーを教えたり、教室で宿題を一緒にやったりと私自身I君と一緒にいる時間はまるで弟と遊んでいるようで楽しかった思い出となっています。

 

放課後、遅くなった日はI君を自宅まで送る事などもありました。そのため、I君のお母様とも会う機会が多々あり、

「いつも遊んでくれてありがとう。毎日学校行くのが楽しいみたい」など、お母様からのお礼の言葉をもらい、普段感情をめったに表に出さないI君の気持ちを知り、私は照れ臭い反面、とてもうれしい気持ちになったのを覚えています。

 
I君とはクラス替えもなく、3年生へと学年が上がりましたが、突然、I君は親の転勤により別の学校に転校する事になりました。私は転校の話を聞いて、I君は弟のように一緒に遊んでいた事もあり、家族が1人いなくなってしまうような思いで、とても寂しい気持ちになりました。
 

引っ越し日当日、I君の家の前まで見送りしに行き、I君とお母様から、

「●●さんが友達で良かった。別の学校に行ってしまうけど、ずっと友達でいてね。」と言われ、お別れをしました。私もすごく寂しかったですが、I君と友達になれたことは今でも良かったと思っています。
 

そして現在17年経ち、この前地元のスーパーで買い物していたら、「もしかして●●さん?」と女性から声をかけられ、「Iの母親ですが、覚えてますか?」とI君のお母様に再会しました。

それから5分ほどの立ち話をし、「実は公立の小学校に馴染めるか不安で、入学させるか迷っていたの。でも、●●さんが仲良くしてくれたから、安心して息子を毎日学校に通わせることができたんです。あの時はIの友達でいてくれて本当にありがとうね。」引っ越した後のI君の話を聞き、約17年前の出来事でしたが感謝の言葉を頂きました。I君は今も障害を持ちながらですが、地元を離れて仕事をしているそうです。

 

私は当時、単純に接していただけでしたが、I君やI君のお母様には親切と感じてもらえ、現在もI君やお母様の中で良い思い出となっていたと知り、私も心が温かい気持ちになりました。

 
子供の頃は損得や他人の視線などを気にせずに自然と行っていた行動が、大人になるにつれ失われる気がします。17年前の思い出ですが、子供の頃の純粋な気持ちを大事にし、これからも長い人生の中、小さな親切心を通じて、誰かの心の癒しになればと改めて感じることができました。