2017年8月27日日曜日

声掛けは大事です

これは私が仕事の都合で珍しく飛行機を利用した時に、とある親子とのふれあいのお話です。

 

私自身、飛行機を利用する事はあまり無い為、慣れない手続きで戸惑いながらでした。

 
 

最近の飛行機は、チケットを買う際に有人窓口では無く、自動発券機で購入をするシステムになっている様なのですが、私が戸惑いながらもなんとかチケットを購入すると、その横で中学生くらいの大人しい感じの少年が、自動発券機の前で固まっていました。

 

恐らく自分と同じように、どうやったら良いのかわからず、また、近くに店員さんもいなかった為、聞ける人もおらず、という状況だったと思います。

 

見かねた私はその少年に話しかけました。

 

私 「どうしたの?」

少年「あ…あの…(しばし沈黙)」

私 「買い方がわからないのかい?」

少年「あ、はい…」

 

今にも泣きだしそうな少年がかわいそうになり、一緒に手続きをしてあげました。

チケットの購入ができたすぐ後に、その子のお母さんがやってきました。

 

母 「あ!ひょっとして、教えて頂いたのですか!?本当に申し訳ございません!!ほら!●●ちゃん、お兄さんにお礼を言って!」

私 「これだけじゃ、わからないですよね~。気にしないでください」

 

そういって、その親子とお別れしました。

 

 

その後、飛行機に搭乗すると、私の隣に固い表情をした少年が座っておりました。

よく見ると先程の少年がいるではありませんか。

 

何かあったな?と思った私は、少年に話しかけました。

 

私 「あれ?どうしたんだい?」

少年「あ、あの…(しばし沈黙)。席を交換していただけませんか?」

私 「どうしたんだい?」

少年「お母さんも窓際なので…」

 

どうやら、チケットを買えたのは良いものの、座席指定ができないチケットの為に、お母さんと離れ離れになってしまった様です。

 

私 「ああ、大丈夫だよ」

少年「ありがとうございます」

母 「重ね重ね、どうもすみません」

 

そういって、窓際に座っていたお母さんと私は席を交換し、お母さんも少年も安心した表情でお礼を言いました。

 

 

無事に空港に到着し、帰りの電車に乗りました。

始発という事もあり、座席に座って一息ついていると、正面に座っている少年が話しかけてきました。

 

少年「あの、先程はありがとうございました」

私 「あ!先程の!いえいえこちらこそ、お帰りこちらなんですね」

母 「奇遇ですね。本日は、本当にご親切にして頂きありがとうございました」

 

そういって、親子が最寄り駅で先に降りるまで、たわいのない話をしました。
そうして、私の長かった出張が終了致しました。

 

 

振り返ってみますと、何気ない小さな声掛け一つで、ここまでほっこりした気持ちになれた事は、とても素敵な思い出になりました。

何より、最初は固まっていてもじもじしていた少年が、徐々に自分の殻を破って、最終的には自分から話しかけてきてくれたことが、とてもうれしかったです。

 

 

仕事上でも、それ以外でも、何かに気が付く事、そして声をかける事はとても大事なことだと再認識した出来事でした。

2017年8月20日日曜日

何気ない日々の出来事

 会社からの帰路で5年ほど前からある、自宅の最寄駅近くのスーパーを通りかかった時に店じまいをしている店員さんがいました。時々見かける50代くらいの店員さんなのですが、その時はついなんとなく「お疲れ様です。」と声をかけてみたところ、「いつもご利用ありがとうございます。」と言ってくださりました。

 私は数年間このスーパーを頻繁に利用しているものの、この店員さんがいつからこの店舗で働いているのかは知らず、会話をしたのはこの時が初めてだったのです。

 どういうわけか会話が弾み、15分くらいは立ち話をしていて、その中で開店当初からいた店員さんだということがわかりました。私の中では最近よく見かける店員さんだという認識だったのですが、店員さんは私のことを以前からよく買物に来るお客さんという認識だったようです。きっと私以外の無数のお客さんの顔も覚えているんだろうなと思い、感慨深いものでした。

 店員さんは店舗の駐車場が数か月後にパーキング形式になるというお話をされ、今はパーキング形式ではなく気軽に車が停められるからこそ、ついでに買物に寄ってくれるお客さんもいるんだろうな、なんて話をされていました。ちなみに、この店舗は開店当初からとても順調で、1年で店舗内拡大改装を行い、その後レジの人数を増やし、さらにレジレーンを増やし、先々月にはレジの人数が減ってセルフレジの大量投入を行いました。そのことについて、店員さんはこうも言っていました。「レジが増えて回転が早くなるのはいいけど、レジ担当者が減ることでお客さんと触れ合う機会も減るんですよね。」と。

 最後にこの店員さんに「他のスーパーに負けないよう頑張ってください。」と言って別れました。ほっこりとしたこの店員さんの顔が見たいので、このスーパーへ通い続けようと思います。

2017年8月11日金曜日

困ったときに声を掛けてくれた人


 
先日、知人(Nさん)のお見舞いに行った時の事です。
 
術後まだ数日しか経っていない時にお見舞いに行ったのですが、Nさんは私に会ってくれました。
 
お話しをして少しするとお風呂の時間だということで、
お風呂に入る前は点滴を一時的に外してもらい、点滴の針が刺さっている所を水が入らないようにカバーしてもらっていました。
 
30分ほどしてお風呂から上がり、少ししたら担当の看護師さんが来て点滴をつなぎ直してもらうとのことで、待っていました。
 
その日は、他の手術が何件かあったり、ナースコールがひっきりなしに鳴ったりと全体的に忙しそうな雰囲気でした。
担当の看護師さんも忙しそうで、お風呂から上がって40分経過しても来る気配がありません。
 
 
その時、Nさんが急に苦しそうにし出したので、ナースコールを押すか聞いたのですが、
Nさんは「押さなくていい」の一点張りで、私にはどうすることも出来ず、担当の人も来そうになかったので、
どうしたらいいのかと廊下に出てキョロキョロしていました。
 
 
すると、遠くから来た別の看護師さんが「どうされましたか~」と少し離れたところから声をかけてくれました。
 
声をかけてくれたその看護師さんに状況を説明し、点滴が繋がれていないのと、カテーテルも見て欲しいと伝えました。
その方は、「わかりました」と言っていただき、すぐ患者の内容の確認と担当を探しに行ってくれました。
その後、担当の看護師さんを探して病院内を大声で呼び始めました。それを聞き、担当の方も返事をしていました。
 
すると、その返事が隣から聞こえるのです。隣の患者さんは、手術を終えたばかりで、担当の看護師さんはその対応に追われていたのです。
 
声を掛けてくれた看護師さんは、担当の人に確認をして、担当でないにもかかわらずNさんの点滴をつなぎ直してくれ、カテーテルの確認もしてくれました。
 
私はそれを見て、一安心し、看護師さんにお礼を言いました。
 
 
途方に暮れていた私を見て声を掛けてくれたこと、
担当外でも快く引き受けてくれたこと、
最後までとても感じが良く嫌な顔は一つも見せず、その看護師さんには感謝してもしきれないほど私は嬉しくなり、同時に感動したのを覚えています。
 
 
そこで働く人にとっては当たり前の事かもしれませんが、困ったときに声を掛けてくれるというのは、その一声があるかないかで当人にとってはとても嬉しい一声なのだと改めて感じました。
 
業種は違いますが、私も困った人に手を差し伸べられるように、これからも小さなことから行動に移していきたいと思いました。
 

2017年8月5日土曜日

暑中お見舞い申し上げます。


 

夏本番。

暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

先日の729日(土)に浦安市花火大会が開催されました。

 
                                                                    

 
あいにくの雨でしたが、6600 の大輪の花が浦安の空を彩りました。
雨の中、多くの方達が花火を見に来られていました。
 
 


さて、夏恒例ですが・・・・・。

ロイヤルハウジング販売㈱モナ新浦安ショップシンボルロード店では、

今年も団扇を作り、地域の皆様のお宅にお配り致しました。
 

 

夏が終わるまで、どうぞ、ご活用くださいませ \(^o^)

 

 

また、毎年夏場のご内見は室内がとても暑いです。

ご内見の際に持ち歩けるようにペットボトルのお水もご用意しております。

 
    お気軽にお申し付けください♪
 


  
これからも酷暑が続くと思いますが、

      皆様、くれぐれもご自愛ください。