2020年5月12日火曜日

コロナ禍の親切心


最近は、どこへ行っても新型コロナウイルスの話題で持ちきりです。

安倍首相より緊急事態宣言が発令され、更に延長。
不要不急の外出自粛が続く世の中。
中小企業や飲食店業界の不況・倒産について、色々な方々が各々の見解や意見を報道されているのを目にします。

確かに、感染拡大をさせないため、一個人として出来る事は、率先してやらなければいけなと感じていますが、自分自身、正直どれが正解で、どれが不正解なのかわかりません。

仕事をしていると、会社は、どうやってこの状況を切り抜けていくか、個人的な売上をどうやってあげていくか、もちろん会社員として考えなければならない事だと思います。

そんな時、お取引のある業者より、菓子折りと1通のお手紙が届きました。

「拝啓 春分の候、貴社におかれましては、益々ご隆昌のこととお慶び申し上げます。さて、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い、政府より花見まで自粛するよう要請が出たみたいですね。さぞやストレスがおたまりと思います。せめて、三時にでも会社の皆様でお花見気分を楽しまれて心を癒して下さい。敬具」

ハッとさせられました。文句や愚痴、不安や自己中心的な考えになりがちです。

それは違う。こんな時だからこそ、自分のお世話になっている人に気遣う気持ちを忘れない。そして、辛いことの方が多い現在だから、手を差し伸べて、皆で戦おう。そんな気持ちに気づかせてくれました。有難うございました。