ロイヤルの上席執行役員・谷本有香が
ダウン症の天才書家・金澤翔子さんとその母・泰子さんにインタビューしました。
金澤翔子さんは、1985年生まれの32歳。
生まれてすぐダウン症と診断されました。
5歳で母・泰子さんから書を習い始め
20歳の初個展をきっかけに
「ダウン症の書家」として話題を呼びました。
翔子さんの特徴は
いつでもどこでも自然体で変わらず
ただひたすら書に想いを込めるその姿勢です。
「元気とハッピーを感動をあげたいです!」
いつもそう言って、静かに祈りを捧げてから書に向かいます。
母・泰子さんは
翔子さんを書家にしようと思ったことは一度もないそうです。
5歳の翔子さんに書を教え始めたのは
「私が先立って、もし翔子が障碍者ゆえの孤独を抱える時が来たら
その孤独な時間を自分ひとりでも埋められるように」
という深い親心からといいます。
今回のインタビューから
「心」が雑念にとらわれずに純粋な親切心で行動する。
それらはみんなを自分を「幸せ」にする。
翔子さんの行動に「幸せ」の原点を感じました。
日経新聞(6/26) ぜひ、ご一読ください。